Wednesday, July 05, 2006

オグリキャップ

オグリキャップ 性別 牡 毛色 芦毛 品種 サラブレッド 生誕 1985年3月27日 死没 - 父 ダンシングキャップ 母 ホワイトナルビー 生産 稲葉不奈男 生国 日本(三石町) 馬主 小栗孝一/佐橋五十雄/近藤俊典 調教師 鷲見昌男(笠松)/瀬戸口勉(栗東) 競走成績 32戦22勝 獲得賞金 9億1251万2000円 ■Template (■ノート) オグリキャップは日本の競走馬。主な勝ち鞍は有馬記念2回、マイルチャンピオンシップ 、安田記念等。ハイセイコー以来のアイドルホースであり、競馬ブームを巻き起こした。1990年JRA年度代表馬。1991年、顕彰馬に選出。英文ではOGURI CAPと表記される。


1987年に岐阜県笠松競馬場の鷲見昌男厩舎に入厩。5月19日に初戦(ダート800m)を迎えたが、マーチトウショウの2着に敗れた。その後2連勝を挙げるが、4戦目(7月26日)に再びマーチトウショウの2着に敗れた。


その後、1勝を挟んで初重賞の秋風ジュニア(8月30日:ダート1400m)で安藤勝己との初コンビでマーチトウショウ相手に勝利を収め、翌1988年1月10日のゴールドジュニア(ダート1600m)まで白星を重ね、8連勝とした。


その後、中央競馬栗東トレーニングセンターの瀬戸口勉厩舎に転厩。中央競馬初戦は3月6日のペガサスステークス。河内洋を鞍上にゴール前鋭く伸びて白星発進。クラシック登録の資格が無かったため、オグリキャップは皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞には出走できず、毎日杯(3月27日)、京都4歳特別(5月8日)、ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(6月5日)に出走することとなった。これは、後に追加登録というルールを導入することとなった一因である。


東上初戦となったニュージーランドトロフィー4歳ステークスは、馬なりで2着リンドホシに7馬身差の圧勝。走破タイムの1分34秒0は、3週前のGI安田記念(優勝馬ニッポーテイオー)の1分34秒2を上回るものであった。その後、高松宮杯(7月10日:当時は芝2000mのGII)、秋初戦の毎日王冠(10月9日)と古馬との対戦でも問題なく勝利を収め、地方から通算の連勝記録を14、重賞の連勝記録を6とした。


初めてのGI挑戦となる天皇賞(秋)(10月30日)では、前年末から天皇賞(春)、宝塚記念を含め重賞5連勝の快進撃を続ける同じ芦毛のタマモクロスとの「芦毛対決」が注目を集めたが、同馬の2着に敗れ、連勝はストップ。続くジャパンカップ(11月27日)でも3着に敗れ(タマモクロス2着、優勝馬はペイザバトラー)。

しかし、昭和最後のGIレースとなった年末の有馬記念(12月25日)では、中山競馬場を知り尽くしているという理由で岡部幸雄に騎乗を依頼。このレースが引退レースであったタマモクロス(2着)に初めて先着。初のGI制覇を果たした。